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職場の舞台裏、もっと知りたい…。実際の様子やスタッフを見たい…。そんなあなたに代わって、見学に行ってきました!写真と文章でお届けします。ゆっくりご覧ください。

医療法人社団 苑田会

ナーシングホームそのだ

( 介護複合型施設・訪問看護ステーション )

編集部が取材しました

見学の下調べ

医療と介護の連携のあり方や、在宅療養を支援する体制にはさまざまな課題があります。理想的な在宅支援の実現には、「働く職員の情熱」と「病院との連携」が欠かせません。2017年3月に全機能がスタートする「ナーシングホームそのだ」は、1つの建物内に4つの事業所が集まる複合型介護施設。「医療法人社団 苑田会」が母体の強みを活かして、幅広い医療ニーズに応えられる在宅サービスを追求しているんだとか。早速見学に行って、その取り組みをチェックしてきます!

形 態
介護複合型施設・訪問看護ステーション
所在地
東京都足立区/竹ノ塚駅

百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関
東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」の東口から「足立スポーツセンター」行きのバスに乗り、バス停「第四都住」で下車して歩くこと約5分。落ち着いた住宅街の中に、「ナーシングホームそのだ」が見えてきました。玄関で迎えてくれたのは、事業所長の渡部さん。「ようこそ!当施設は、2017年3月に全機能がスタートする予定。在宅支援に対する想いが、ようやく形になりつつあり、とってもワクワクしています」。

創意工夫を伺う独自の取り組み

玄関ロビー
まずは、施設の特徴を教えていただきましょう!「当施設には4つの機能があり、1Fがデイサービス、2〜3Fは小規模多機能型居宅介護、4Fは訪問看護ステーションと居宅介護支援事業所となっています。1番の特徴は、看護師が常駐し、医療ニーズの高い在宅療養者を手厚くサポートできるところ。足立区は看護小規模多機能型居宅介護を増やさない方針のため、申請はできませんが、同等のサービスを提供していく方針です」。
デイサービス
デイサービスは、2016年12月にOPENしたばかり。家庭的で温かい雰囲気ですね。「個別ケアを実現するため、アットホームな規模にこだわりました。定員は1日20名で、小規模多機能型居宅介護の通所サービスと合わせても最大32名。デイケアは介護度の低い方が通うイメージがあると思いますが、当施設では、要介護4~5の方や医療依存度の高い方もお断りしていません」。さすが、医療法人グループが母体の施設ですね!
デイサービス
フロアに多職種の皆さんが集まってくれました。「職員の年齢・キャリアはさまざまですが、情熱溢れるメンバーが集まっています!開設したばかりなので、個別ケアの提供を第一に、業務体制やサービスの内容をイチから構築している最中です。介護職は、小規模多機能居宅介護を兼任して働くこともできるので、幅広い経験を積める職場ですよ」と、皆さん。
小規模多機能型居宅介護
つづいて、2Fの小規模多機能型居宅介護にやってきました。わぁ〜、天井が空の風景!「寝たきりで外出が困難な利用者様のために、内装にはとてもこだわっているんです。入居施設としては9ベッド設け、ピンクが基調の『華の部屋』、黄色が基調の『陽の部屋』、水色が基調の『空の部屋』と、3つの居室を設けています」。
小規模多機能型居宅介護
小規模多機能居宅介護の定員は何名ですか?「最大24名で、通い・泊まり・訪問のサービスを柔軟に組み合わせて提供して行きます。入所サービスは、利用者様の体調悪化時や看取りの対応、ご家族のレスパイト(一時的休息)など、幅広い要望に応えていきたいと考えているんですよ」。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

浴室
浴室には、最新式の機械浴槽が導入されています。「介護度の高い方を積極的に受け入れていくため、寝たまま入浴できるシャワーバスを取り入れました。利用者様に気持ち良くお風呂を楽しんでいただけるとともに、介助する側の負担軽減にもつながっています」と、渡部さん。
玄関
今日は特別に、訪問看護師さんのお仕事に同行させていただけることになりました。これから何件のお宅を回るんですか?「午前中に2件、午後に4件です。だいたい1日6~7件のお宅を訪問しているんですよ」と、お2人。それでは自転車でレッツゴー!
個人宅
まずは個人宅への訪問。どんな利用者様が多いですか?「病状も生活背景もさまざまですが、足立区は高齢化率が高いので、老々介護・認々介護が多いです。今行っているフットケアは、巻き爪や浮腫みの予防はもちろん、転倒予防にもつながるので、毎回丁寧にケアしています」と、看護師さん。訪問中に急変があっても、グループ病院が迅速に対応してくれるそうです。

裏付けられた”自信”を聞く職場自慢

ガーデンフィールズ竹ノ塚
つづいて、苑田会グループの介護事業を担う株式会社明昭が運営するサ高住へ。「新人さんがいきなり個人宅に訪問するのはハードルが高いので、最初は明昭運営のサ高住への訪問を通して業務の流れを学んでもらいます。その後も、仕事に慣れるまでは先輩の訪問に同行できますし、症状が落ち着いている利用者様から任せていくので安心してくださいね」。
そのだ訪問看護ステーション
午前中の訪問を終え、「そのだ訪問看護ステーション」に戻ってきました。昼食は250円の補助が出るので、その日のスケジュールに合わせて外食をしたり、お弁当を買って事業所で食べています。訪問先の近くに苑田会グループの病院があれば、職員食堂を利用することもできるんですよ」と、皆さん。それは嬉しいグループメリットですね!今日はありがとうございました。

医療21のスタッフが聞く
「で、実際のところは?」
見学後記

帰り道
――開設したばかりの複合型施設、いかがでしたか?
体制づくりはこれから、という感じでしたが、所長をはじめ、仕事へのモチベーションが高いスタッフばかりでした。複合型施設の強みを活かして、「ナーシングホームそのだ」らしいサービスの在り方を模索中だそうです。
――母体の安定感は感じられましたか?
はい。苑田会グループの介護事業を担う株式会社明昭が運営するサ高住・グループホームからの要望も多いそうですし、利用者様に何かあった際の医療連携が、系列病院としっかり取れていました。それから、保育室や昼食代補助などの福利厚生も充実していましたよ
――では、ここはちょっと、という点はありましたか?
2017年3月に全機能スタートする施設なので、まだ未完成の部分もあります。渡部所長としては、看護師の人数をもっと増やして、常勤看護師7名以上の「機能強化型訪問看護ステーション」の認定を目指しているそうです。
――最後に、ここだけの話を一つお願いします。
渡部所長はスキルアップ支援に積極的で、「どんなに忙しい時でも、行きたい外部研修には送り出してもらえる」と、スタッフの皆さんが喜んでいました。費用は職場負担で学びに行けるので、多くの方が参加しているようです。

こんな人にピッタリ!!

  • 地域に寄り添い、イチから複合型介護施設をつくっていきたい方
  • 安定した母体のもと、未経験から訪問看護をはじめたい方